エフェクター
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エフェクターというのは、電気回路によってギターの音の波形を変化させ、歪ませた音やリバーブ(残響)、ディレイ(やまびこ)などのエフェクトを付加するものです。
エフェクターの種類
エフェクターは大きく分けると、コンパクトエフェクターとマルチエフェクターに分けられます。コンパクトエフェクターは、小さい筐体にそれぞれ歪みやディレイなどの回路を搭載し、ケーブルでつないで主に複数を組み合わせて使用するものになっています。
価格帯は大体3000円~15000以上と物によって大きく差があります。それに対しマルチエフェクターは、1台でいくつものエフェクトを搭載し、複数のコンパクトエフェクターの役割を一気に担います。こちらは安いもので7000円ぐらいから、高い物だと50000円以上するものもあります。
また、エフェクターの種類はアナログとデジタルにも分けられ、アナログ回路では、基盤につけられた電子部品を組み合わせた回路によって音を変化させます。アナログ特有のあたたかみのある音、自然な聞こえ方が特徴となっています。
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一方デジタルは、基盤に演算処理をする部品を搭載し、アナログ波形からデジタル波形に一度変換してから音を変化させます。こちらはデジタルならではの奇抜な音の変化や、まとまりのある音が特徴となっています。
エフェクトの種類
またエフェクターには様々なエフェクトの種類があります。音を歪ませる最もポピュラーな”オーバードライブ”、強力歪みとロングサスティーンを演出する”ディストーション”、音を潰し刺激的でノイズにも近いものにする”ファズ”などがあります。
他には、お風呂のような残響音を作りだす”リバーブ”、やまびこのような繰り返し効果を生み出す”ディレイ”といった空間系とよばれるエフェクターが代表的です。その他には、音を揺らして幻想的な世界観をつくりだす”コーラス”、さらに大きく波形を揺らした”ヴィブラート”、音量や出力をアップさせる”ブースター”など、この他にもたくさんのエフェクトが存在します。
最初にどんなエフェクターを買ったらいいか迷った時は、まずオーバードライブなどの王道歪み系エフェクターを選びましょう。歪みはアンプでつくるからいいや、という方は、リバーブやディレイなどを試してみてもいいと思います。また、メーカーも沢山あって迷うかもしれませんが、”BOSS”が代表的かつ扱いやすいので、オススメです。あとは自分のお財布と相談し、気になるものを試してみたり、店員さんにオススメを聞いてみてはいかがでしょうか。
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