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FENDER Starcaster

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メーカー
種類
タイプ
ネック メイプル
カラー エイジドチェリーサンバースト
ボディ メイプルホロータイプ(センターブロックあり)
指板 メイプル
ピックアップ "Wide Range" ハムバッカー×2
コントロール ボリューム×2、トーン×2

フェンダーのスターキャスターはギブソン社からすでに発売されていた「ES-335」機に対抗してつくられたフェンダー社始めてのセミアコースティックギターの様です。既にギブソン社に先手を取られていた形ではありますが、永遠のライバル会社としては外せなかったのでしょうね。

廃盤後に再生産が開始

製造開始は70年代中盤と言われていますが、販売台数が伸びずに数年間で廃盤になってしまった模様です。生産本数自体が少なく、早い段階で終了となったためにプレミアなギターになる筈でしたが、そのギター自体があまりにも人気が無かったために、注目を浴びることは無く終わってしまったのです。しかしながら、2000年代に入ると、珍しいデザインのギターの人気が上がってきたこともあり、有名バンドレディオヘッドのギタリストグリーンウッドが使い始めたこともあって再び脚光を浴びるようになりました。

このような流れを受けて、2014年にはスターキャスターの再生産が開始されました。70年代に生産されたオリジナルと、最近の復刻版では多少の違いがある模様です。オリジナルスターキャスターは、セミアコというギブソンの真似事でありながら、フェンダーらしさを追求しつづけました。

Starcasterの特徴

ここでその特徴的な部分を解説していきたいと思います。

【ボディ全体】オフセット・ウエストと呼ばれる非対称なクビレがセクシー感を出しています。ジャズベースなどでも用いられているフェンダー特有のシルエットです。

【ネック】メイプル1ピースネックが導入されていて、指版とネックが一体型になったこの形はフェンダーにしかないものでした。また、ミディアムではないロングスケールで22フレットのものは、フェンダーギターの中ではスターキャスターが初めてだと言われています。

【ブリッジ】裏通しの固定式ブリッジが採用され、弦をボディ裏から通す仕様はストラトやテレキャス、と同様ですが、アーチトップ上でこれをやってしまうのは後にも先にもスターキャスターだけです。

【ヘッド】新しいフォルムを演出するため、独特なシェイプのヘッドのデザインが採用されています。ライバル社からは、ギブソン・ファイヤーバードのヘッドを真似したのだという難癖もつけられた模様です。

【サウンドバランス】楽器の構造上、ピックアップの設計と同様に立ち上がりがシャープでタイトなトーンが得られるようになっていて、更にホロウボディに由来する柔らかさが加わっている、というバランスになっています。以上がスターキャスターのご紹介になります。ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。

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